twitchでゲーム配信をする際には、見に来てくれている方(視聴者)との双方向のコミュニケーションが魅力ですね。
これは配信する側だけでなく、見る側にとっても非常に大きな要素です。
自分がコメントし、何かしらの反応を返してくれる。
このやり取りに遅延が生じると、会話がぎこちなくなったり、折角のコメントを取りこぼしてしまうこともあります。
本記事では、twitchで低遅延で配信する方法を紹介します。
※2018/05/18 全てのユーザーに低遅延モードが実装されたため、内容を一部加筆修正しました。
※2018/08/09 Twitchデスクトップアプリでも低遅延配信を視聴できるようになったようです。
- twitchで自分のダッシュボードにアクセスし、設定欄のチャンネルを確認する
- チャンネルのページをスクロールし、STREAM PREFERENCESの項目にある最適化設定の「低遅延」にチェックを入れる。
- 低遅延モードで注意すべき点
- 低遅延モードで配信してみて
- 最後に
twitchで自分のダッシュボードにアクセスし、設定欄のチャンネルを確認する
twitchのダッシュボードから開くことができる「設定」の「チャンネル」です。
ほかにも設定の名前のつく項目がtwitchにあってややこしいのですが、ダッシュボードからアクセスするものです。
画像の左側バー、下から2番目にあります。
チャンネルのページをスクロールし、STREAM PREFERENCESの項目にある最適化設定の「低遅延」にチェックを入れる。
チェックを入れたら後はいつもと同じようにtwitchでゲーム配信を行うだけです。
ここで大きな注意なのですが、この低遅延の選択肢が表示されない場合があります。
twitchでは2018/04/19から段階的にこの低遅延モードをユーザーに解放しています。
したがって、twitch側が解放していない方は、まだこの低遅延モードを選ぶことができません。
低遅延モードが解放された際には、twitchの通知欄にお知らせが届くとのこと。
twitch自身がゆっくりと全てのユーザーに解放していくと説明しており、未開放の配信者の方は待つしかありません。
(私の通知履歴から、その画像が見つけられなかったのが残念です。)
私も、なんとなく「低遅延モードなるものがあるんだあ、、試してみよう」という気持ちで低遅延モードでの配信を行いました。
私は2018/04/21の配信時から低遅延モードでの配信を開始しているので、そのあたりに通知が来たようです。
2018/05/18 追記
2018/05/15にすべてのユーザーに低遅延モードが解放されました!
チェックしてみてください。
低遅延モードで注意すべき点
まだβ版であること。
通常の配信時よりも、画質等が幾分下がる可能性はあります。
twitchも視聴者とのコミュニケーションにそこまでのスピードを求めないのであれば
通常の設定で画質を維持するという選択もあると言っています。
また、現時点ではPCでのGoogle chromeブラウザで視聴している人だけが低遅延の状態で配信を視聴することができるそうです。
今後、他の視聴方法へも順次拡大していくとのこと。
2018/08/09 追記
Twitchデスクトップアプリでも低遅延配信を視聴できるようになったようです。
低遅延モードで配信してみて
私は配信タイトルに「低遅延モード」と入れて試験配信を行ったのですが、
「低遅延モードは本当に遅延がすくないね!」という感想を何回か頂きました。
現時点で視聴環境が限定されているため、全ての人に恩恵があるわけではないですが、今のところ不具合もなく好評です。
twitchでゲーム配信を行う方は、多くが視聴者とのコミュニケーションを重視されている方だと思います。
コメントのやり取りもスムーズですし
ゲーム配信の画質もそこまで下がった実感はないので、低遅延モードが解放された場合には、試しに利用してみることをオススメします。
追記:配信者、視聴者との環境にもよりますが配信遅延1秒台も可能であることを確認しました。
別記事で実際の遅延時間を調べてみました。
こちらもご覧ください。
最後に
今回ご紹介した低遅延モードに関してですが、twitchのガイドページに記載があります。
残念ながら日本語版のページはなく、私が探す限り日本語による機能紹介のリリースも見つけることはできませんでした。
全てのユーザーには解放されていないため、周知はしていないということなのでしょうか。
2018/05/18追記
日本語の解説ページもできました!
Twitchさんありがとう!
twitchの新機能等は日本語でリリースされるものが少なく、その点ユーザーフレンドリーではないなあと感じてしまいます。
twitchの新機能等が実装された際には、自分のゲーム配信で試験的に導入して確認をしたりしています。
ブログより先に使用感等を私のtwitterやtwitch配信で紹介しているので、興味のある方はこちらもフォローしてみてください。